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執筆者の写真坂本千和

2024年鳥人間コンテスト

更新日:10月1日

 こんにちは、坂本です。2024年鳥人間コンテストが7月27.28日に開催され、SFTは2日目の滑空機部門に出場しました。結果は320.61mで、13年ぶりのチーム記録更新となりました。これは2011年優勝時の314.41mを超える結果となります🪽




 まず、備忘録として鳥コン本番の振り返りをします。今年は、大学でのトラックの積み込みから当日のプラットホームに乗るすべての過程でバタバタしてしまいました。製作がかなりギリギリだったため、当日のシュミレーションも完璧には出来ないまま琵琶湖へ向かいました。前日作業もやることが山積みで、当日の朝も作業を続けたまま機体移動を行いました。フライト順がどんどんと迫る中、プラットホームに乗るギリギリでなんとか機体を完成させ、機体審査を通過することができました。

 この2日間の作業の中で、様々なOBOGの皆様・保護者の皆様からはたくさんの差し入れをいただきました。この場でお礼申し上げます、ありがとうございました。そして、前日・当日・プラットホーム上でもたくさんのOBOGの方々にお手伝いいただきました。執行代が頼りない中でたくさん助けていただき、申し訳ありませんでした、そしてありがとうございました。

 プラホにも無事乗って、ゲートがオープン。パイロットの3.2.1GOの掛け声で機体がプラホから飛び出しました。一瞬、機体が左に傾いてそのまま墜落してしまうかのように思われましたが、パイロットの技術で持ち直しそのまま飛んでいきました。最後は地面効果を使ってギリギリのところまで記録を伸ばしました。

プラホ上のメンバーは、離陸後プラホの先に駆け寄り遠い湖面に着陸した機体を見て歓喜し、互いに健闘を称えあいました。次に、元の位置に戻ってモニターを確認。記録が出てチーム記録更新と判明した時、更に喜びは増して皆うれし泣きをしていたと思います。最後に、機体を引き揚げ、パイロットの成果を称え、片付けをして2024年のコンテストは終了しました。

 

 私にとって、このフライトが人生で最も嬉し涙を流した瞬間になりました。青い湖面に映える美しいオレンジのガイラルディア❁自分が一生懸命ペイントした花が飛んでいって、私は本当に幸せな気持ちに満たされました。あの景色は、二度と忘れることのない最高の景色になりました。


 そして、1年間の総括を。2年の春ごろにはにはそれぞれの役職が決まり、2023年鳥コン終了後、来年に控えるコンテストに向けて24代が本格始動しました。24代では製作方法や素材の変更を多数行ったため、練習や検証のために試験桁を作製しました。試験桁は年明けごろに完成し、桁試験をして春休みごろから本番桁に取り掛かり始め、4月には無事に出場も決定し、急ピッチで作業を進めました。桁の作り直しや、破損も起き、大変なこともありましたが、製作主任の頑張りの下、皆でどうにか乗り越えました。そして、4回のTFで作業・テストフライトを完了し琵琶湖へ。これら大元の作業の中、パイロットと翼持ちはグライダーに、電装班は機器を作るなどそれぞれ動き続けました。

一時は作業に来る人数が極端に減ってしまって、中々進捗が生まれないこともありましたが、どうにかこうにか終わらせていったと思います。

もっと早く進められれば、、ここを丁寧にやれば、、などすべてが終わって思うこともありましたが、この気持ちは来年以降も記録を伸ばし続け、いつかまた優勝するために後の代に伝えたいと思います!


 私は、この三年間本当に色々あったけれど、鳥人間を続けてきてよかったなと思っています。これで私のブログは終わりです。あまりにも拙い文章で、今回の記事も含め非常に読みづらい文章でしたが、楽しんで読んでいただけていたらうれしいです☺

次の投稿からは25代の子が書いてくれます!どうぞお楽しみに!!



最後に、一年間の作業の中で撮られた沢山の写真の一部を載せておきます。ふざけた写真も多いですが、思い出なので気になる方だけご覧ください。時系列は適当です。









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