はじめに
こんにちは、SFT22代 設計担当の澤山です。
先日、機体の先頭となるキャノピーを作成してきました。パイロットが乗り込んで、外を見るところですね。キャノピー自体の設計は、設計主任の森が担当したのですが、写真を見るとわかるように、美しい流線形をしていますよね。
(実物が滑らかではないという異論は大いに認めます笑)
キャノピーを作るにはまず、キャノピーを作る型(SFTでは、御神体と呼んでいます)を作成しなければなりません。この工程がかなり大変だったりしますが、今回はこの内容は割愛して、後日綴ればと思っています!
キャノピー作成!
御神体を作成したら、いよいよキャノピーづくりです。キャノピーの材質としては、塩化ビニルの平板を使います。塩ビ板を熱すると少し溶けた感じになって、柔らかくなるんですよね。イメージとしては、プラスチックをレンジでチンした時みたいな感じです!その柔らかくなった塩ビ板を完成した御神体に押し当てる。それを何度も繰り返して型をたくさん取って、最後にそれを繋げます。
写真を見てもらえるとわかるように、これ学校内じゃないんですよね。
BBQコンロを用いて温めているので、もちろん火を使ってます。そして、学校は火気厳禁です笑 つまり、学校で作業ができないんですね。
SFTの作業はたいてい学校の作業場で行えるものですが、このキャノピーづくりは唯一学内で作業ができないです。(もしかしたらほかにもあるかもしれませんが、、、)
ということで、例年この作業を行う日は、外で作業ができるので、イベントみたいになってるんです。(ここ数年はコロナの影響で作業のみです泣)
さて、話が脱線しましたが、実際に押し当てている様子を見ると、面白いですよね。正方形の板が、写真のように大きく曲がるんです。今年は、例年よりも大きなサイズの塩ビ板を使ったことでかなり大きく、型を取ることができました。パイロットは満足げでしたね。
でも、他団体の御神体、キャノピーはもっときれいなので、まだまだ改良の余地はあるのかなと思います。ここは、来年度以降に期待ですね。
まあ、全体を通して考えたら、このキャノピーづくりは成功だったというのが、私たち執行代の感想です!
このキャノピーを通してみた、琵琶湖を真上から見た景色を大会後にパイロットに聞いてみたいですね。きっと素晴らしい景色でしょう。
これからも記録を目指して、がんばって作業を進めたいと思います。
最後に
ここまで、このブログを書いていますが、これほど長く書くとはおもっていませんでした。まだ、このブログの立ち位置を模索しております笑。そんなブログですが、今後も時々更新していくと思いますので、温かい目で見守ってくださると幸いです。
よろしくお願いします。
2022/05/17 設計担当 澤山
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